華流ドラマ「孤高の花 General &I」を観ています。
11話〜13話までのあらすじと感想・中国語勉強メモを書きます。
ネタバレ注意!
ちなみに、Amazonプライムで無料で観られます。中国語字幕なら、Youtubeでも動画があります。
あらすじ
何俠の元を離れたものの、愛する楚北捷の元へも行けない傷心の白娉婷(ヒロイン・燕の女軍師)は、幼なじみ(陽鳳・涼の将軍の妻)の元へ。旧交を温めているところ、ついに晋と涼の戦いが始まる。
楚北捷(晋の将軍)率いる晋は強く、涼の戦況は思わしくない。
そこで、白娉婷は、妊娠が発覚した幼なじみのため、涼王に晋の皇宮を混乱させる知恵を授け、涼の将軍(則伊)の軍に合流する。
一方、晋の皇宮では、张贵妃が父親とともに陰謀を企み、涼王と手を組む。
何俠(敬安皇子)は、耀天との親交を深め、同時に涼王にも入れ知恵をする。
感想
白娉婷の幼なじみの陽鳳が聡明で優しいキャラで、好きになりました。
涼と晋の争いが始まり、「しばらく会わない」と言うので、娉婷を遠ざけるのかと思いきや、「無理な頼み(自分の夫を助けるために、愛する楚北捷と戦う)をしてしまいそうだから」と言う陽鳳。
楚北捷に劣らず、娉婷を大事にしています。何俠に彼女の爪の垢を煎じて飲ませたい!
百里茂林の策で、楚漠然(楚北捷の部下)から「(まさか策士であり妻でもある)白娉婷を敵に回すのですか?」と当然のツッコミを受けながらも、「今後の戦いが楽しみ」「私を失望させないはず」と、駆け引きを楽しんでいる楚北捷。
「楚北捷が死んだら耐えられない」「死をもってつぐなう」なんて言いながら、容赦なく戦略を練る白娉婷。
駆け引きの媒体が恋心ではなく、戦略というあたりが、もう異色のカップル。
でも、二人とも、いつも平和のために戦い、そして被害を最小限にと考えているあたりが好きです。
第十三集の百里茂林での戦闘シーンが色々と衝撃的過ぎました。
合成なのでしょうが、背景の壮大な滝が圧巻。本当にそんな景色があるなら行ってみたい!
でも、楚北捷のアクション…何百メートル級の山を、素手で、重力を無視してクライミングしてくるのってあり!?
もはや、中国流のワイヤーアクションには慣れてきたけどね。
涼軍と戦いながら、砂の上を豪快にスライディングする楚北捷は、カッコ良かったです。
崖から落ちた後、怪我をした楚北捷が何故かコウモリに襲われているのは、ちょっと笑ってしまった。なんで、あそこにドラキュラ要素入ったのだろう?
洞窟のシーンは、二人のラブシーンがほとんどないから貴重ですね。この後の展開を考えると、白娉婷は楚北捷を置いて行かなきゃ良かったのに…
一方、张贵妃と张尚书の父娘。
第八集でも、张贵妃の父親は娘を道具にしか思っておらず、ムチ(「お前には失望した」)と飴(「この国で最も尊い女にする」)の使い分けが容赦なかったですが、第十二話でも、「すでに楚北捷を説得していましたか」「贵妃ですら説得出来ないなら、殺すしかない」とひたすら娘を煽っています。
今でいう毒親ですね。
张贵妃が少し可愛そうに思いましたが、楚北捷への高飛車な迫り方を見ているから、同情しきれません。
中国語勉強メモ
今回も、印象に残った台詞を2つ紹介します。
まずは、第十一集から。
白娉婷の一番の理解者、陽鳳が戦況を尋ねる彼女に言った言葉です。
「あなたに傷ついてほしくないの。
男の真似はせず普通の女として生きてほしい」
我真的不想看到你受伤。
你就不能做个平平淡淡的女人吗?
那些都是男人的事。
「普通の女」って何て訳すんだろう?という疑問から調べてみました。
píng dàn
平淡=変化に乏しい
なるほど…確かに白娉婷の生活は真逆、刺激的ですね。
「你就不能做个平平淡淡的女人吗?」の【个】は何でしょう?【得】の役割と同じ??
私より中国語得意な方、教えてください!
最後に、第十三集から。
堪布で1人で晋軍を迎え受けた白娉婷を、楚北捷が送り届けて、別れる直前の会話。
「あなたは今までの敵で最も恐ろしい相手よ。
胸の内がわからない」
你是我遇过的最可怕的敌人。
完全看不透你心里到底在想什么。
「さらけ出している。思うがまま見るがいい。」
我的心对你完全敞开。
就看你愿不愿意进来看看。
「相手」と日本語では訳しているけど、
dí rén
敌人=敵、仇
じゃん!?まだ白娉婷は心を許しきってないのかなと思ってしまいました。
まぁその後に、洞窟の良いシーンが待ってますからね!