最近、英語の勉強も兼ねて、海外ドラマをよく見ます。
恋愛ドラマを一番よく観るのですが、演出がお洒落で、観た後に心がほっこりするドラマを見つけたので、紹介します。
モダン・ラブ〜NYの街角で〜
ニューヨーク・タイムズ紙の人気コラムに投稿されたエッセーに基づいて作られたオムニバスドラマです。
1話完結、30分ぐらいなのでさらっと観れるなと思い見始めたのですが、ストーリーがギュッとつまっていて飽きない。どころか、観たあとは、登場人物の間で交わされる愛情で、心がほっこりしました。
エピソード1「私の特別なドアマン」は、アパートに住む独身女性・マギーと初老のドアマン・グズミンの話。
マギーが彼氏を家に呼ぼうとすると、毎度渋い顔をするグズミン。
グズミンは東欧の強制労働キャンプ出身。育ちのせいか、父性からか、マギーの彼氏たちにスナイパーばりの攻撃力を見せます。
入り口でお払い箱にされる彼氏がいれば、家に入り込み交際が始まった彼氏もいますが、そのうちにアクシデントが起きます。
グズミンの助けを借りながら、立ち直り、成長していくマギー。
最後はハッピーエンドです。
2番目の彼氏の後ろ姿に、照準を合わせているグズミン。
「あの男は気に入らない」と部屋に内線をかけてくるグズミン。
〈娘の彼氏を撃ちかねない過保護な父親像〉が側から見ていると、とても可愛いです。
それなのに、できちゃったマギーに対して、「だから、忠告したでしょう!」と言わない姿勢が素敵。
逆に、ドラッグストアのイケイケ姉ちゃんが、妊娠検査薬を大量にお会計するマギーに対して、「Wow」「Good Luck!」と言っちゃうのも笑っちゃいけないけど笑える。
マギーがグズミンに相談しているときの、アパートのエントランスはすごく美しいです。
「両親が何て言うか…」というマギーにかける、グズミンの言葉も素敵。
ご自分で決めたらいい
(No one can't judge you.)
だが不安を理由に決断してはいけない
海外ドラマを見ていると、Don't judge me!みたいな台詞がたまに出てきますが、この〈他人がjudgeするものではない〉という概念は日本にはないような気がして、私は好きです。
「不安を理由に決断してはいけない」
これは、人生の色んな局面で言えそうです。
最後にNYから、転職してLAに行くマギー。
5年後、LAから、新しい彼氏(夫?)と成長した娘を連れてグズミンに会いに来ます。
彼を見たときのグズミンの台詞も好きです。
新しい彼「どうも(Hey man!)」
グズミン(微妙な顔)
私(挨拶がHey man!だしなぁ…グズミンのテスト、パスできるんかな!?)
合格です
彼女の目を見ればわかります
そっか、なるほど。
と、腑に落ちた瞬間でした。
一緒にいて、リラックスできて笑顔でいられる相手が良いよねと。
Amazonプライム会員の人は、是非観てみてください☆
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