大学生のとき、個人の小さな法律事務所でバイトをしていました。
弁護士の先生とパラリーガルのおばさま、私の三人。
先生が仕事でいないときは、そのおばさまと二人っきり。
なかなか相性が試されるシチュエーションですが、おばさまの人柄が素敵で、(こういう風に穏やかに上品に歳を重ねていきたいといった感じ)仕事が忙しくない午後は、おばさまの「お茶にしましょう」の一言で、14時〜15時のおやつタイムがありました。
※実際はマグカップで飲んでいたけど、おばさまとのティータイムは、思い出のなかでこれくらい美化されています。
そのときにおばさまが入れてくれたのが、お客様がお土産に持ってきてくれた、トワイニングの紅茶。
実家では紅茶を飲む習慣はなかったので、これが私と紅茶の初めての出会い。
何種類かあるティーバッグのなかから、「今日はどれにする?」と選ぶのが楽しみでした。
あれから10数年。
あのおばさまのおかげで紅茶は相変わらず大好き。
毎日は飲まないので、「今日はどれにしよう?」とはいきませんが、1.2ヶ月で茶葉がなくなると、「今月は何にしよう?」と新しい茶葉を試すのが楽しいです。
でも、なかなか仕事中に紅茶を一杯なんて働き方は難しい。
平日の朝も本当は、休日みたいに「ふぅ」と紅茶を一杯、頭をゆるませてから、仕事に行きたい。
すぐにとは行かないけど、理想的な働き方を求める気持ちを忘れないために、書き残しました!
今度は、美味しいお茶の記録も残していきます。